低い、高いキックの蹴り方の違いとは?
低い、高いキックの蹴り方はどう違うかご存知ですか?
最近はキックが戦略のパーツとして定着してきました。
そのため、自分たちがどういう状況にしたいから使うという考えに基づいてキックを使い分けるわけです。
そのためにも、低い軌道のキックと高い軌道間のキックの蹴り方をしっかり見つけておくことが大切です。
例えば、ハイパントにしても、以前のように単純なアップ&アンダーではなく、戦略的に使うということ。
そして、低いキックは膝の下で蹴るようにすることが蹴り方のコツです。
具体的には、ボールは前傾、ターゲットの方に傾け、ヒザより下でインパクトします。この時にはパワーが前に向くようなイメージで低く速く。
ボールの先端を飛んでいく方に向け、ボールのお尻を蹴ります。
ボールと足の甲の接点は、靴紐のところになり、蹴った後は、前に歩くように体重移動させます。(ボールが浮かないように)
一方、高いキックは膝の高さで蹴ります。
膝と同じ高さで膝が伸びきると同時にボールをインパクトし、キックのパワーを上へいくようなイメージ。
また、ボールは地面と垂直に立てて持ち、ボールと足の甲の接点は靴紐のところです。
低い軌道のキックの練習方法としては、2人組みになって、キックのキャッチボールを行います。
具体的な練習方法は、約10m離れて向き合い、低く速い弾道のキックを蹴り合います。
更に5mほど間隔を広げてやってみましょう。
パートナーとの間隔が距離が広くなった分、より力を入れないと届きませんが、それでもボールが浮かないようにしましょう。
ちなみに、コロナ渦の中では、積み上げ方式のチーム作りが難しく、今後はゴールから逆算して作っていくチーム作りや指導が求められると思います。
実際、活動できたチームと十分にできなかったチームの差や、シード校とノーシード校の差も、より明確になった印象がするからです。
ラブビーは1対1で勝てない相手から工夫をして勝利を目指すのが醍醐味。
だからこそ、加えるのではなくやることを絞って強いチームに挑んだりすることが必要だと思います。
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