スワープ
スワープは、スピードを生かして走る方向を急に変えてディフェンス抜き去るテクニックですね。
1対1の場面で、ディフェンスを抜けないようなような人は、スワープを身につけると効果的です。
このスワープは外側にスペースがあり、相手がタックルしてこようと近づいてきた1mくらい手前のところで、弧を描くように急激に走る方向を変えてタックルをかわし、相手の外側を走り一気に抜き去ります。
特に足の速い選手なら、ディフェンスを置き去りにして、そのままトライにまで持って行けるので、まさに見せ場とも言えるかもしれません。
スワープの基本的なやり方としては、タックルしてこようとする相手に対して、体を同じ方向に向け、相手ディフェンスの出足が止まったところの一瞬の隙を狙い、逆方向に向かって地面を力強く蹴って一気にスピードを上げます。
弧を描くスワープを切るタイミングは、およそ1mくらいでの間合いで切るのが理想と言われています。相手と距離(間合い)が遠いと、先を読まれてタックルされてしまうので、そのあたりも考えて、自分なりのやりやすい間合いでのタイミングを掴むようにすることが大切です。
また、この時に、かわす方向を悟られないように、目や肩を使ってフェイントをかける事も必要です。
方向を変える時のステップは、通常は外側の足を軸にして行いますが、逆足の内側でステップを踏めば、体の動きに変化をつけられディフェンスを騙しやすくなります。
ですが、走るスピードをフェイントをかける為に落としてしまうと、他の選手に追いつかれてしまいかねないので、出来るだけ走る速度は落とさずに、スワープを切った3歩目にはトップスピードに入っているイメージで行うようにすると良いでしょう。
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