ダブルタックルの意識するポイント!2人目のタックラーの動きがカギ
ダブルタックルが上手くできますか?
1人でのタックルならできるが、ダブルタックルは横の人とぶつかりそうでスピードを出せないなど、怖くてできないという高校生もいるでしょう。
そもそもダブルタックルは、タイミングと2人の役割分担が大切です。
最近見た中で素晴らしいと感じたのが、2021年の高校ラグビー選抜大会での東海大仰星のダブルタックルです。
1人目と2人目のタックラーの役割が明確です。
1人目が相手の勢いを止め、2人目はボールにスマッシュして押し返す。
その際、サポートに行く2人目は、相手のボールに肩でスマッシュしたあと、相手のボールを腕ごと抱えて、操作の自由を奪っていました。
そんなダブルタックルの2人目のタックラーの意識するポイントは、単独でタックルに行くときと同じように、2人目はゴールラインに正対することを意識し、1m程度前に出てから1人目のタックラーに寄るようにダブルタックルに入ること。
その際、近づく間も肩の向きは、ゴールラインのまま。
肩がボールキャリアを向くと、リターンパスに対応できず、振られてしまうからです。
ダブルタックルの練習方法としては、ディフェンス3人、アタックラインに2人、それに加えてスクラムハーフ(SH)で行います。
スクラムハーフ(SH)→スタンドオフ(SO)→センター(CTB)とボールを動かす中でタックルします。(必ずしても相手を倒さなくてもOK。)
その際、自分が1人目か2人目のタックラーかを把握しながら動く必要があります。
1人目のタックラーは相手への腰へ入り動きを止める。
2人目のタックラーは、ボールを狙ってスマッシュし、コース、肩の向きを正しくし、パスやステップで抜かれないようにしなければなりません。
ヒットはハードでなくてもいいので、役割をしっかり確認すことがダブルタックル成功のポイントです。
このように少人数の練習でも、個々の力、小グループの戦術は磨くことができます。
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