パスアウトを速く正確に放る為のコツ

連続攻撃などでスピードとテンポを殺さないでパスを送ることが出来ていますか？
パスアウトを少しでも速く正確に放る為には、連続攻撃中も停滞時においても、体が動くスピードを上手く利用することがコツです。

その為には、スクラムやラック、モールなどからボールを遠ざける為に行うパスアウト時に、走りながら投げるというパス練習をすると良いでしょう。

そして、走るスピードをボールに乗せるには、味方のパスを投げる位置を確認しながら、そこへトップスピードで駆け寄り、その時のスピード落とさないようにして素早くボールを拾いあげてパスの体勢に移ります。
指でボールをしっかり掴んで滑らかにパスアウトをします。これが全体的な流れになります。

また、停滞したブレイクダウンなどで、スローな展開になった場合でも速く正確な力強いパスを出したいので、こうした局面からでのボールを投げる時のコツは、走るスピードを利用することが出来ないので、後ろに跳ねて、その反動を利用してパスをすると、速く強いパスが出せます。

ですが、雨降りの時や汗が手についていると、ボールが滑って上手く掴めず、スナップを利かせて投げる事ができないこともありますね。
その為、手首にリストバンドをしたり、指の第二関節から上をテーピングをすると汗や雨でボールが滑らなくなるので活用すると良いです。

更に、パスアウトする時には、ボールを踏み込む時の踏み込みが大切になるので、足の裏を地面にしっかりつけて深くしゃがんで、パスの正確性を高める為に、前足のつま先はパス方向に向けるようにします。
そして、受け手の手元から数メーター前に放るようにします。

こうすることで、受け手が速度を落とさずにスピードに乗ったままパスが受けられ、相手ディフェンスに圧力がかけられます。
また、手から離れたパスアウト後のフォロースルは、腕や手首は振り切るのではなく、投げたところへ真っ直ぐに伸ばしましょう。こうすることでパスの精度が上がり正確に送れるようになるでしょう。

パスが上手くなる練習方法とコツをお教えします！

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