ラインアウトモール ラグビー上達革命DVD 野澤武史 コツ 練習

ラインアウトモールについて

近年のラグビーでは、ラインアウトモールからそのままトライというのも増えていますね。
それだけラインアウトは重要になるセットプレーということですが、そこから生まれるトライは、一試合の約半分ともっとも高く、その比率は年々上がって来ています。

モール

 

 

その理由としては、スクラムとなるノックオンやスローフォワードなどはグラウンド内のあらゆる場所で起こるのに対し、ラインアウトはタッチライン際で起こります。

 

 

更に、スクラム時は味方の最後尾から5メートル後方がルールなので、バックスのオフサイドラインがそのようになってしまうのに対し、ラインアウトは10メートルと広いスペースが与えられます。

 

 

ということは、それだけアタック側が有利な状況になるということです。
その他にも、ルール上、ラインアウトは最低2名並べばいいので、それ以外の残りのフォワードとバックスで合わせてアタックするすこともできますね。

 

 

しかも、最近はラインアウトの投入時のサインプレーも進化して複雑になったせいかボールの獲得率も高まっていることも大きいと言えると思います。

 

 

ただ、ラインアウトからそのままモールが形成された場合、モールの最後尾がラインオブタッチ(スローワーがボールを投げた位置を基準としたライン)を越えた場合はバックスのオフサイドラインが解消され、モールでのオフサイドラインが適用になり、バックスにとっての広いスペースがなくなってしまいます。

 

 

攻撃のパターンはチームによっては様々でしょうが、フォワードで前進する場合は、優位にたっているケースに限ります。
そうでないときは、ラインアウトから素早くボールを出し目の前の広いスペースを有効に使うということが多くなります。

 

 

いずれにしても、これからのラグビーではより一層ラインアウトモールが大切になってくるでしょう。

 

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