相手の状況に応じたパススキル ラグビー上達革命 DVD 野澤武史 コツ 練習

相手の状況に応じたパススキル

相手の状況に応じたパスが出来ていますか?
パスの基本はしっかり取って正確に投げることですが、相手の状況に応じた多彩なパススキルも必要ですね。
特にバックスにおけるキックやパスなど攻撃の要になるスタンドオフは様々な状況下において、常にいくつかの選択肢の中からベストなパスを投げられるようにしておきたいものです。

 

 

また、スタンドオフはゲームを支配していく中でパスでチャンスも作れ、逆にミスをすればピンチを招いてしまいます。
パスばかりしていてもダメですし、ランばかりしていても相手をかわし続けることは出来ません。その為、パスは相手を抜く手段の一つですね。

 

 

例えば、相手のディフェンスラインを破る為にロングパスをするなら、ボールをキャッチしたら対面の相手を引きつけ斜め45度にラン。そして体幹からボールを押し出すように投げます。
ですが、この時に引いて投げるようにしてしまうとそれだけ時間もかかりますし、ボールがぶれるやすくなります。

 

 

そして手首のスナップを使いボールに回転を掛けます。そうすることでボールにスピードもついて長いパスが投げられます。また、フォロースルもしっかり相手に向けるようにします。
このようにして投げれば、スタンドオフに必要な長く速いパスが投げられます。

 

 

また、斜めに走ってスピン(スクリュー)パスで遠くに投げようとした時に、対面の相手DFがつられてタックルしてきた場合は、自分の内側にスペースが出来ることがあります。
そのような時に、味方の選手が内側にいたら、遠くに投げるふりをして、手首のスナップだけで打ちに走り込んできた選手にパスをすればチャンスが広がりますね。

 

 

その為には、オフロードパスがしっかり出来るようにしておくことが大切です。
内側に味方のフォローがいる場合なら、相手のタックルされた側での足で耐えて、倒れる前に親指をボールに掛けるように持って片手でパス。
もしくは、手首と手の間でボールを挟むようにしてボールを持っても構いません。

 

 

更に、外側にフォローがいるような場合のオフロードパスは、片手で行うバックフリップパスになりますね。
ボールの先端に親指を掛けて持つようにすれば投げやすくなります。
いずれにしてもパスがあるから、ランも生きてくるので、バックスの中でも特にスタンドオフは、多くのパススキルをしっかり身につけることが大切でしょう。

 

 

元日本代表 現・慶應義塾大学ヘッドコーチ 野澤武史監修のラグビー上達革命DVDでは、パスなどを含め対面に勝つ「コツ」を中心に試合で使える細かいスキルも紹介されています。

 

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