食べられる体を作ろう
しっかり食べていますか?
最近の高校ラグビーの選手を見ても、以前に比べて体格がとても良くなってきていますが、これはしっかり食べることができているからですね。
そもそもコンタクトプレーが多いラグビー選手にとって食べることは、他のスポーツ選手以上に体を内側から鍛えるトレーニングとも言えるので、その為には自分の体を食べられる体にしていく必要があります。
ですが中高生の成長期の時は、いくら食べても太らないということもありますが、これは基礎代謝や成長途上ということで内臓などの機能が完全には発達していないことが影響しているからでしょう。
ですが、自分の身体を食べられる体に変えて、強くて大きい体にすることは出来ます。
そんな食べられる体にするには、まず良く噛んで食べることです。
良く噛むことで消化も早まり、身体への栄養の吸収がより促されます。つまり、どんなに体を大きくしようとしてたくさん食べても、その栄養が体に吸収されずに通り過ぎるだけでは、身体を大きくすることは出来ないのです。
特に中高生の頃は、ほとんど噛まずに飲み込むような食べ方をしている選手も多いので、身体を大きくする為にも良く噛んで食べるようにしましょう。
また、ラグビー選手は練習や試合ですごく汗をかき、水分の出入りが激しいものです。
その為、喉が乾ききってから一度に水分をとっても、胃にたまってしまうだけで、かえって食欲がなくなるということがあるので、喉が渇いたと感じる前に、少しずつ早めに水分を補給するようにしましょう。
更に、腸を丈夫にすることは体作りの基本とも言われているので、ヨーグルトや納豆、キムチなどの発酵食品を積極的に食べて、腸内に善玉菌を増やして、身体への栄養の吸収を促し、便秘や下痢を起こしにくくすると良いですね。
なお、体幹部が弱いと、内臓が下垂して消化吸収が悪くなるので、トレーニングで腹筋を鍛えると食べられるようになってきます。
いずれにしても成長期は、これからスポーツ選手として活躍する為の土台を作る体の大きさを決める時期なので、上手に食事をとりましょう。
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